2020/01/30(木) 活動情報
Team HOPE健康診断サクセスコンテストを実施しました
Team HOPE健康診断サクセスコンテストとは
Team HOPEでは、毎年10月の一か月間、健康診断キャンペーンを行っています。
今年度から、キャンペーン期間中の健康診断実績・POPなどの演出・院内オペレーションなどを評価し、サクセス度を競うコンテストを始めました!
ご応募いただいたたくさんの病院の中から、審査の結果、グランプリ1病院と準グランプリ3病院が選ばれました。
受賞病院には、表彰状とハーゲンダッツアイスギフト券が授与されました。
グランプリ 泉南動物病院 (大阪府泉南郡熊取町)
適切なプラン設定でスタッフのやる気がアップ ご家族さまも笑顔に
■前年比650%を達成
健診実績が前年比650%に大幅増
■所要時間の明記
健診3コースのうち、2つは診療時間中に行えるコースに変更。
DMにもおすすめコースの所要時間60分と明記して、手軽さをアピール。
犬待合、猫待合の両方にポスターを掲示しました。
■ペットの写真掲示
受診ペットの写真を待合室に貼り、後日ご家族さまにプレゼント。
横井愼一院長より受賞メッセージ
従来の健診は時間も手間もかかり、実施しづらいという難点がありました。それを今回見直して、おすすめコースは所要時間60分と明記。費用も安く設定しました。またTeam HOPEの健診報告書を使うことで、結果記入の手間も大幅に減りました。スタッフの負担が軽くなり、ご家族さまにも勧めやすくなったことが、件数の伸びにつながったと思います。手間と費用のバランスがとれたプランの設定が重要だと実感しました。
受診したご家族さまの笑顔を見ると皆やる気が出て、スタッフ全員で楽しみながら実施することができました。受診したペットの写真を待合室に貼り出したのはスタッフのアイデアですが、予想以上に反応がよく、中にはうちの子の捨身はまだ?」と尋ねるご家族さまもいたほどです。
ご家族さまが全く健康だと思っていた猫に胸水がたまっていたというようなケースも見つかり、スタッフ一同「健診の大切さ」をあらためて認識することができました。今後につながるという意味でも大成功のキャンペーンでした。
準グランプリ ゼファー動物病院 (東京都八王子市)
院内マニュアルでスタッフの役割を明確化
■院内マニュアルを作成
15ページほどのマニュアルを作り、スタッフ全員がこれを見れば実際の動き方がわかるようにした。健診コースごとの流れ、フード一覧表、フードの注文方法、健診報告書の記入例などが記されている。
■POP+チラシの作成
POPの他、POPで補えない詳細や健診の流れを載せたチラシを作成。
■薬袋にチラシ同封
来院者には、簡易なチラシを薬袋に入れ告知。このようにすると必ず読んでいただけます。
上條圭司院長より受賞メッセージ
これまで実施していた健診を、今回A、B、Cコースというように名称をつけて提示しました。
また、初めてスタッフを係り分けして、全員でキャンペーンに取り組みました。POPやチラシも全てスタッフが作成。全員がチームとして盛り上げてくれました。健診を中心にスタッフの結束力が強くなったことが大きな収穫です。
2月には猫の健診キャンペーンを予定しています。
準グランプリ みずの動物クリニック (愛知県あま市)
スタッフ全員でワンチームに
■3コースを設定
初めて健診コースを3つ設定。わかりやすくコース内容を説明した大きなポスターを掲示した。受診数は4倍に。
■功労賞の創設
院長が健診期間のがんばりに対する功労賞を提案、スタッフ全体のモチベーションがアップ。
■外から見えるPOP
外を通りかかったご家族さまにも見えるように、クリニックの
窓に案内を貼り出した。
水野範仁院長より受賞メッセージ
病院全体で健診キャンペーンに取り組んだのは初めてですが、スタッフで役割を分担したりアイデアを出し合ったりして、ワンチームとしてまとまることができました。全員ががんばったので、功労賞は全員に渡しました。
これを成功例として今後に活かしたいと考えています。春の健診シーズンに先立って、現在、デンタル・キャンペーンを開始したところです。
準グランプリ 動物医療センターもりやま犬と猫の病院 (名古屋市守山区)
院内SNSで情報を共有・意見交換
■SNSで情報共有
キャンペーン実施メンバー間で院内SNSを使用。
進捗状況や現状把握数を共有し、意見交換や情報交換を行った。
■実施件数表示
病院入口付近に黒板を設置。これまでの受診件数を記入、毎日更新した。
■お持ち帰りチラシ
院内でのPOPによる掲示はもちろんのこと、オリジナルのお持ち帰りチラシを作成、グルーミングのみで来院しているご家族さまにも直接お渡し。
淺井亮太院長より受賞メッセージ
今回初めて3つの健診コースを設定。費用をはっきりさせたので、受診しやすい環境が整ったと思います。キャンペーン担当者を決めて、院内SNSのグループ情報を交換しました。スタッフが皆楽しみながらできた点が、一番良かったと思います。
来年は健診の告知を早めに、特に病気が増える7歳以上のペットには、春の健診時に「秋にも健診を受けましょう」とアナウンスしたいと考えています。
こんなアイデアも
待合室に下げられたTeam HOPE健康診断報告書の見本。
これならご家族さまにも健診内容が一目瞭然!
(志村坂下動物総合医療センター)
健康診断キャンペーン サクセスのポイント
1.受診しやすい健康診断プランの設定
2.「うちの子も受診を」と思わせるPOPの工夫
3.スタッフ全員が情報を共有・楽しみながら実践