Team HOPEの活動における社会的責任の大きさを実感

この度Team HOPE新代表理事に就任しました上條 圭司です。 2013年に産声を上げたTeam HOPEは、前代表の太田亟慈先生、各地区委員の先生方の精力的な活動により現在では賛同会員病院数が2750（2024年1月現在）を超え、新たに設けた動物看護師会員も日に日にその数が増加しています。我々の活動に協賛いただき、手厚くサポートをしてくれる協賛企業も、ファウンディングパートナーであるロイヤルカナン ジャポン様はじめフードメーカー、製薬会社、検査センター、保険会社等、直接我々の診療業務に関わっている企業に加え、最近では広く社会に知られた製品を提供する企業にもご賛同をいただき、ますます活動における社会的な責任が大きくなってきたと実感しています。

日本のペットが世界で一番長生きで、一番幸せだと言われるような社会に

私たちの使命は、私たち獣医師がチームとなって社会に広く健康診断を啓発し、疾患の芽を早期に摘み取り、ペットの健康寿命を延ばしてご家族さまとペットの幸せな時間を長くすることにあります。人医は新生児健診、就学前健診、歯科健診、特定健康診査、がん検診等、様々な健診・検診を行うことでヒトの健康を守っています。それによって、日本人の平均寿命は世界でもトップレベルとなっていることは周知の事実です。

また、各年代に応じて必要な健診を受けることが、社会においては当たり前なこととして認識されています。ペットにおいて、これを実現できるのは私たち獣医師以外にいません。私たちの活動を通じて日本のペットが世界で一番長生きで、一番幸せだと言われるような社会になることを望みます。

もはや動物病院は病気になった動物を連れて行く場所ではありません。病気にさせず、健康に長生きさせるためにあらゆる相談ができる場所となれるよう、今後も会員向けに様々な活動を行いたいと思っています。これからもTeam HOPEをよろしくお願いいたします。