Team HOPE

活動情報

2021年12月実施「ペットのご家族さま調査」のご報告

アンケート結果のご報告

Team HOPEでは毎年、ご家族さまのペットの健康管理に対する意識・実態調査を行なっています。
今年も定期的な健康診断受診率は犬・猫ともに増加傾向が認められました。

<サマリー>

〇定期的な健康診断を受診させているご家族は 、犬は49%、猫は38%と増加が続く。
特に猫の増加が顕著。(6年前は犬39%、猫24%)

〇初めて定期健康診断を受診させた年齢は、0歳~1歳で7割を占める。特に7歳未
満の犬では8割、猫では9割が0歳~1歳で定期健診を受診している。今後も若い犬・猫が健診を継続していくと考えられる
ため、さらに定期健康診断の受診率が上昇すると推測できる。

〇受診のきっかけは、「動物病院ですすめられて」が41%と圧倒的に多い。0歳~
1歳はワクチン接種やフィラリア予防で動物病院に行く機会が多いため、その際にすすめられたのがきっかけになったと考えられる。

〇定期健康診断で受診している項目は、問診・触診・視診が約8~9割。聴診と
血液検査は7割。
泌尿器や消化器、内臓疾患の発見に役立つ、尿検査・便検査・レントゲンは3割の受診にとどまるものの
伸長傾向。腫瘍や心臓疾患の発見に役立つ超音波検査は、1割強が受けている。

〇健康診断で病気や異常が見つかった経験は、7歳以上の犬が44%(7歳以下18%)、7歳以上の猫が47%(7歳未満21%)と約半数にのぼる。
発見された病気や異常の部位では、7歳以上の犬では、①肝・胆・膵25% ②歯・口腔22%
7歳以上の猫では①泌尿器49% ②循環器24%。猫の泌尿器の病気が多く見つかっている。

調査報告書はこちら